美容・自由診療Self-funded medical treatmentほくろ
美容・自由診療
ほくろについて
ほくろでお悩みの方は少なくありません。原因やできる場所は異なりますが、当院では炭酸ガスレーザー、電気メス、切開手術で取り除くことが可能です。
ほくろとは
ほくろは、黒子、色素性母斑、母斑細胞性母斑と呼ばれることもある良性腫瘍です。メラニン色素を作る細胞が増殖したもので、生まれつきのもの、徐々に大きくなるもの、成人以降にできるものがあります。大人になってできたシミだと思っていたものが、調べてみるとほくろだとわかる場合があります。
一般的なほくろの色は褐色から黒ですが、青みがかったものもあります。ほとんどは平坦ですが、メラニン産生細胞が多いと隆起します。日焼けやにきび、炎症などの刺激で大きくなることがあり、表面からは見えないレベルで存在していたほくろが、こうした刺激によって目で見てわかるようになるケースもあります。
急激に大きくなったときは要検査
ほくろは、良性の色素性母斑ですが、悪性黒色腫(メラノーマ)はほくろと見た目がよく似ています。悪性黒色腫は色素細胞ががん化したもので、適切な治療が遅れると命に関わる危険な疾患ですが、早期発見できれば容易に除去が可能です。
ほくろが突然できた、新しくできたほくろが急に大きくなってきたといった場合には悪性黒色腫の可能性がありますので、できるだけ早く皮膚科専門医を受診してください。
ほくろの原因
ほくろは、母斑細胞から色素細胞に成長する際に色素細胞になりきれなかった母斑細胞が増えてしまった状態で、見た目からほくろと判断されます。
平坦なもの・隆起したもの、色の濃いもの・薄いもの、サイズなどの形状も様々であり、爪を含め身体全体の皮膚のどこにでもできる可能性があります。
悪性度が高く早期の段階での適切な治療が極めて重要とされる悪性黒色腫(メラノーマ)と一般的なほくろは見た目で区別しにくい傾向がありますので、疑わしい場合には気軽にご相談ください。
当院のほくろの治療
外科治療
悪性が疑われる場合、色素が濃くサイズも大きい場合、そして完全にほくろをなくしたいと希望される場合に行われます。局所麻酔によって行う日帰り手術ですが、事前の血液検査が必要になります。
術後、患部をガーゼで覆います。このガーゼは翌日の経過観察受診まで外さないでください。手術当日は、入浴やメイク、運動、飲酒を控える必要があります。ただし、患部に水がかからないようしっかりガードした上でのシャワー程度でしたら可能です。
翌日の受診でガーゼを外して消毒し、経過を観察して問題がなければ約1週間後に抜糸となります。その後、手術の傷痕は1年程度で目立たなくなっていきます。
CO2レーザー
CO2レーザーによってほくろを削り取る治療法です。削った部分は一時的にくぼみますが、皮膚が再生するにつれて徐々にくぼみが解消し、平らになっていきます。また、再生した皮膚の赤みも数か月かけて落ち着いていきます。
通常のほくろ治療では下で紹介するYAGレーザーを用いますが、ほくろのサイズや深さによりCO2レーザーの併用が有効な場合があります。
治療後は、数週間程度のケアが必要です。1日2回の軟膏塗布とテープによる保護という内容です。
フォトフェイシャル M22
顔や体幹に黒子が多くある場合は、M22による黒子除去もおすすめしております。
ダウンタイムが少なくシミ治療を行いながら多数のほくろを減らしていけるメリットがあります。